ポーランドとスロバキアは、ロシアのサンクトペテルブルクスタジアムでグループEの開幕戦を迎えます。スペインがこのグループで勝利する大本命なので、EURO 2020でのポーランドとスロバキアの最初の試合は、両チームにとって運命を決める大事な試合になるでしょう。この2チームとスウェーデンのうち、ノックアウトステージへの出場権を保証できるのは1チームのみで、この対戦は重要な3ポイントを獲得するチャンスになります。
試合の詳細
- ポーランド対スロバキア
- ブループE:第1ラウンド
- 日付:2021年6月14日(中央ヨーロッパ時間) ※6月15日(日本時間)
- 開始時間:18:00(中央ヨーロッパ時間) ※午前1:00(日本時間)
- 会場:サンクトペテルブルクスタジアム(ロシアのサンクトペテルブルク)
ポーランドスタッツとフォームテーブル(傾向)
ポーランドチームは、4度連続で欧州選手権に参加します。彼らは予選試合ではほぼ完璧な結果を生み出し、EURO2020への道においてわずか5ポイントしか落としませんでした。ポーランドは予選グループの10試合のうち8試合で勝利しました。彼らの最高の成績は2016年に準々決勝に進出したときですが、その試合は不幸にもポルトガルにPK戦で敗れました。
ポーランドアニュース
ポーランドは、ハンガリーでの3-3の激戦を含め、1勝1敗1引き分けで2022ワールドカップへの道を歩み始めました。
ポーランド代表のストライカーであるクシシュトフ・ピョンテクは、彼の所属チームヘルタ・ベルリンでプレー中に足首を骨折し、EURO 2020への出場から外されました。ここ2年間彼は、現監督のパウロ・ソウザ氏と前任監督のイェジー・ブジェンチェクの両方から、ナショナルチームへの定期的な招集を受けていました。この25歳の選手は2022年ワールドカップの予選においてポーランドの最初の3試合全てに出場し、ブダペストでハンガリーに対し1ゴールを得点しています。
ポーランドのサッカーチームについて話す時、たいていはすぐにロベルト・レヴァンドフスキの名前が浮かびます。ポーランドはこのスーパースターと成績によって生死を共にしていると言ってもいいでしょう。レヴァンドフスキはナショナルチームでの116試合で63もの素晴らしいゴールを決めました。そして、この32歳は、2020年にFIFAとUEFAの両方から最優秀選手賞を受賞しました。
スロバキアスタッツとフォームテーブル(傾向)
スロバキアは2016年に初めて大会に参加し、今回の夏で2度目の大会出場となります。そして、スロバキアはこの大会まで遠い道のりを歩んできました。予選グループでは、スロバキアはウェールズに1ポイント差、クロアチアに4ポイント差でなんとか3位の座を掴むことができました。ファルコンズ(スロバキア)はネーションズリーグのポイントでプレイオフに進出し、アイルランドを準決勝のPK戦で下し、隣国北アイルランドを延長戦で下しました。ミハル・ジュリシュからの終盤のゴールがスロバキアに2-1の勝利とEURO 2020の出場を確実にしました。
スロバキアアニュース
スロバキアはロシア戦の2-1の勝利を含め3試合で5ポイントを獲得し、2022年ワールドカップ予選をスタートしました。
スロバキアのサッカー界のスーパースターはマレク・ハムシークで、彼は2007年から2019年までナポリでプレイし、世界最高レベルのミッドフィルダーとしての地位を確立しました。ナショナルチームでの126試合に出場したこの33歳のキャプテンは、多大なる経験と技術をもたらしました。
しばらくの間スロバキアの守備はマルティン・シュクルテルが全て中心となっていましたが、国際試合の引退に伴い、ミラン・シュクリニアルがディフェンスの主役として引き継いています。この26歳のインテルナツィオナーレ・ミラノのセンターバックは、ヨーロッパで最も優秀な現代的ディフェンダーの一人として評判を築いています。
ポーランド対スロバキア 直接対決のスタッツ
ポーランドとスロバキアの直接対決記録はかなり興味深いものとなっています。1995年以来両チームは8度対戦しており、スロバキアが4勝1引き分け、ポーランドが3度勝っています。彼らの直近の対決は2013年11月に行われた親善試合で、スロバキアが2-0で勝ちました。
ポーランド対スロバキア ベッティングオッズ
この試合のオッズは、Bet365ではポーランドの勝利が1.70、スロバキアの勝利が5.00、引き分けが3.50となっています。
ベッティングヒント – ユーロ 2020予想
スロバキアはポーランドのようなチームに比べ、ピッチ全体でクオリティに欠けています。これは予選でもかなり明らかで、EURO 2020に出場するまでにスロバキアは遠回りをしないといけなかったのに対し、ポーランドはとても素晴らしい作戦を展開しました。ポーランドの成績は結局のところは彼らの固いディフェンスということになり、それは10試合のうちわずか5失点と7度の無失点を記録しました。結局は、レヴァンドフスキのような選手のゴールがいつでもどこからでも入れられる可能性があるということです。なので、ポーランドの勝利は今回においては最良の選択となります。